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いまさらだけど、事業の趣旨を再確認と7月25日作業状況

ここで、改めこの壁画修復活動の本旨を考えてみよう。この問いは僕自身への問いかけでもあるのです。自分でよく「まちづくりにおいては、一つ一つの事業を達成することが目的ではなく、その気持ちを後につないだり・継続することが大切。目的はあくまでいいまちを作ること。」とえらそうに言っている割には、実作業の苦しさや忙しさに負けてしまい、ついとにかく絵を仕上げて、新聞に載って、結果が残ればいいやって感じになっていやしないかと自問自答するものです。
 あそこの絵を掃除して描き直したいと思っていた人は僕が知っているだけでも何人かいたのです。(僕が話しを持ちかけたり、様子見に計画を話すと「私も気になってたんです」とか「やろうと思うとったんじゃ」等と返事が返ってきました。)
 で、実際に描くのは、最初に絵を描いた中学生でなくてはいけない。多少のデザイン変更がある場合などは特に元の作者を無視してはいけないと考え、その卒業生たちに声をかけて見たら、想像以上に思い入れがあり、是非やろうということになりました。しかし、2年目に絵を描いた生徒たちの絵はラグビーの絵だったのが、数年前にサッカーの絵に塗り替えられたそうです。だから僕たちは関係ないよって言うのかと思い、心配したのですが、ずっと協力をしてくれています。
 彼らが、中学時代という多感な時期にふるさとに残した思い出。きっと東京や大阪に出ている彼らの同級生もお盆には戻ってきて懐かしい顔と再会し、昔を思い出しながら、ふるさとを懐かしむことが出来る(だから色塗りは8月14日です)。うん、最高のドリームプランではないか。そして、作業や段取りは彼らが中心となり責任を持つことで、幸福の経済学にあるように参画して感じる達成感を味わってもらおうというものである。
 当初の考えでは、卒業生と本来の当事者である中学校、そして最も動いてくれるであろうPTAがそれぞれ主体性を持って取り組むことによって一体感や個々の達成感につながる真の楽しさを共有したいと考えてスタートした訳ですけど、中学校もPTAも時代の流れでしょうか、あまり変わったことはしたくない雰囲気と、それでなくても行事が多く忙しいという現状から、あまり前向きな感触は得られなかったのです。しかしながら、事業の趣旨はよくわかり賛同できるので共催ということで協力はしますという返事はいただきました。
そんなこんなで、5月頭からちょいちょい河原へ行き、草と戦ってきましたが、夏に近づくにつれ草に勢いが増し、一人や二人ではとうてい太刀打ちできない仕事です。
 この事業の公共としての視点からの効果としては、もちろん景観美化とかその啓発、そして観光資源等がありますが、一番はやはり思い出を修復することでふるさとを振り返るきっかけになり、ふるさとを好きになるきっかけになる。そして、それがUターンなどに結びつけば定住促進事業になり、また若い世代が集まることでひょっとしたら婚活にもなるかもしれないと勝手に期待します。
 しかし、実際暑い中、みんなと作業をともにしていると毎週顔を合わせる彼らに対する信頼、仲間意識、賛同し協力してくれる人の気持ち、これが僕的にはうれしくてたまらないですね。「楽(ラク)」するって字と、「楽(たの)」しいって字は同じ字だけど、30を過ぎたら(僕はもうちょっと過ぎてますけど)ラクするだけじゃたのしくないんですよね。みんなと苦労して、汗をかくから楽しいことに出会えるんですよね。
 これからは本当に市民協働の時代になると思います。時代にあった地域保全活動(トラスト等という)やボランティア活動のあり方を勉強しようと思っています。祭りをしたり観光資源を作るだけがまちづくりではありません。住んでいるみんなが楽しいまち・希望の持てるまちを目指しましょう。
 たぶんあまりぶれてないような気がするので大丈夫でしょう。
 早めに一杯やりたいですね。
タマちゃん一番員放水始め

7月25日は丑湯祭りのあとでしんどかったです。壁画がなくても祭りの片付けがあったんでこっちの方が良かったかな。今回は11人だったかな

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